jewel-madam's diary

宝石に憧れるOLのブログです

日本における宝石の歴史

宝石の最も古い歴史を遡ると、紀元前の古代エジプト
ギリシャまでに遡ることができます。
その当時は主に王家の人間やごく一部の有力者のみが
身に付けることを許されたとも言われています。
では、日本においての宝石の歴史はどうなのでしょうか。

日本の場合ですと縄文時代(縄文時代も紀元前)にまで遡ることができます。
縄文時代の遺跡からヒスイを用いた勾玉(まがたま)と呼ばれる
装身具が出土されていることから、
縄文時代の頃から日本でも宝石が用いられていたと言えます。
ただ、明確な目的や用途が解明されていないことから、
古代エジプトやギリシャのように一部の有力者のみが
身に付けていたのかどうかはわかっていません。
この勾玉は縄文時代以外にも弥生時代にも用いられていたそうです。

その後時は流れ、遣隋使や遣唐使の時代に中国から、
南蛮貿易時代にはポルトガルを介してヨーロッパから
様々な種類の宝石が日本に入ってきました。
特に南蛮貿易以降は、各大名が身に付けたとされています。
江戸時代になり、日本が鎖国を行って以降も貿易を許された
オランダから宝石類が輸入されたそうです。

そして現代、世界の様々な産出国から
多種多様な宝石が日本に輸入されています。
その種類は200種類にも及ぶと言われています。
これらの宝石も遣隋使や遣唐使南蛮貿易が行われなければ
日本に入ってこなかったかもしれません。
宝石の歴史も他の歴史と同じように偉大なものなのかもしれません。